Money Design

「お金」をデザインする力をつける

ファイナンシャルリテラシー<1>

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日頃から「自己責任」という上で社会生活をしている私たちですが「お金」のことに関してはどの程度の責任を持つことを自覚できているのか?今回は「ファイナンシャルリテラシー」という日本ではまだまだ浸透していない考え方について基本の部分に触れたいと思います。

 

普通に社会生活を営んでいれば、どこかで必ずお金のかかる仕組みが出来ています。さらに従来、日本では組織内で働くことにおいて「年金」とは「安心」の柱的な意味合いを持ち、国民の多くは年金を充てにした雇用背景の中で生きてきました。しかし2013年以降は従来の「確定給付年金」から「確定拠出型年金」へと年金制度は移行を始めています。この「確定拠出型年金」は米国では既に導入されている制度であり、簡単に言うと「老後の生活は個人で責任を持ってください」国は責任を持てませんよ。ということを意味します。

 

建康で働けているうちは問題ありません。毎月給与を貰って生活に必要な家計を守っていけばいいことですから。しかし、ある程度の年齢(例えば60歳以降)身体を使って働くことが困難になった場合はどのように生活をしていけばいいのか?しっかりと貯蓄をして蓄えている方はまだいいかもしれません。定年する前に貯金がない人はどうすればよいでしょうか?定年後にも身体を粉にして働き続ける必要がでてきます。そんな状態を避けるためには、やはり最低限の「お金」に関する勉強が必要です。

 

 

 

 

 

ファイナンシャルリテラシーとは?

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ファイナンシャルリテラシーとは簡単に言うと「お金を読み書きする能力」ということになります。言葉だけ聞くと?になる方が多いかもしれませんが、わかりやすくすると「お金に関する流れを把握できる能力」ということになります。もっと具体的なところでは「お金の流れについて理解し、適切な行動と決断ができる能力」ということになります。もし身の回りの「お金」に対して管理する能力が備わっていると自覚があるのならファイナンシャルリテラシーの基礎が出来ている状態だと思って大丈夫です。そしてこのファイナンシャルリテラシーを勉強することで、年金制度の変更や、将来の経済的不安に対して強い味方となってくれます。

 

 

資産と負債の関係について

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ファイナンシャルリテラシーの大枠を掴む為に、まず理解しておきたいのが、身の回りの状況整理です。この時に「資産」と「負債」という概念を使って見てみると解りやすく整理できるので便利です。簡単に以下の例を資産と負債について分けてみます。

 

 

<不動産><住宅><スキル><車><カードローン><株><著作権>

 

 

上記科目を「資産」と「負債」で分けた場合、どのように分けられるでしょうか?他にも科目はありますが、以下のように分けることができます。

 

 

 

資産】<不動産><スキル><株><著作権>

 

負債】<カードローン><住宅><車>

 

 

上記に分けると見えてくるのが「お金の流れ」ですが、従来は一般的に資産と考えられてきた<住宅>や<車>も負債の欄に入ります。つまり、資産とは「もっているだけでお金を生むもの」負債とは「もっているだけでお金が出ていくもの」と言えます。カードローンなどの借金は当たり前ですが負債の項目になります。<株>や<不動産>は流動的と言えますが持っているだけでお金を生むものと言えます。そして<スキル>も資産のひとつ。世の中にある様々な仕事の技能や技術があれば、その力でお金を生むことができるからです。このように自分の身近な状況を見て「資産」と「負債」を正確に把握しておくことがファイナンシャルリテラシーの基本です。

 

 

 

ファイナンシャルリテラシーを学ぶ

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「資産」と「負債」に関して理解が出来たら具体的にファイナンシャルリテラシーについて学んでいくステップになります。基本の内容は次の2つ。「お金のフローを知ること」と「お金のフローを作ること」フローとは「流れ」のことを意味します。それなりに勉強を要しますが、その価値はおそらく何十倍にもなって自分自身に返ってくるので、勉強しておいて損はないはずです。まずは身辺の経済環境状況を把握して、毎月の「収入」と「支出」の状況をチェックする。そしてそれぞれの項目が「資産」になるのか「負債」になるのかを仕分けていく。それによって「お金の流れ」が見えて、節約する部分や他に回す部分等「やるべきこと」が見えてきます。

 

大きなところを変えていくことはすぐにはできませんから、まずは小さな所から改善していくことが将来の経済的安心に繋がっていきます。また次回のファイナンシャルリテラシーの記事で「お金のフローを知ること」と「お金のフローを作ること」に関して取り上げていきます。

 

 

 

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